JRA一時代の終焉「引退」調教師が「豪華すぎる」と話題! イスラボニータ、エイシンヒカリ、ナリタトップロードなど……数々の名馬を手掛けた名伯楽たち
「久しぶりに最後の直線では力が入りました。引退前の最後の重賞ですから、できるなら勝ちたかったですね」
16日に東京競馬場で行われたダイヤモンドS(G3)は、単勝1.7倍に推されたユーキャンスマイルが勝利。昨年の菊花賞(G1)3着馬が得意の長丁場で重賞初制覇。来たる天皇賞・春(G1)に向け、大きく名乗りを上げた。
その一方、10頭立ての8番人気という低評価を覆して2着に好走したのが、谷原義明厩舎のサンデームーティエだ。
JRA通算225勝を上げ、今月28日で引退が決まっている谷原義明調教師。「久しぶりに最後の直線では力が入りました」と語るのは当然で、厩舎にとっては2017年のセントライト記念(G2)以来の重賞挑戦、馬券圏内となると2010年の七夕賞(G3)の3着以来、約9年ぶりだ。
「最後にこれだけ走ってくれて言うことなしです」と管理馬を労った谷原調教師。競馬界には、古くから「引退直前の厩舎の馬は走る」という”定説”があるが、今回の激走はまさにその典型例となった。
そんな谷原調教師を始め、関係者やファンの間では今年の2月一杯で引退する調教師が「豪華すぎる」と話題になっている。先述した谷原調教師の他、以下にまとめてみた。