JRA「ほぼG1」金鯱賞(G2)メンツが激アツ! G1馬多数出走に「開花」エアウィンザー&「復活」ダノンプレミアム!
大阪杯がG1昇格を果たしたことで、その前哨戦として3月に移設された金鯱賞。春の中距離戦を占う1戦として知られるが、今年は早くからG1馬たちが出走を表明し、例年以上の豪華メンバーで行われる予定だと話題になっている。
まずJ.モレイラ騎手とのコンビを結成し、エリザベス女王杯でG1初戴冠を達成したリスグラシュー(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)。
悲願のG1制覇後は香港ヴァーズに向かい、2着に入る好走を見せた。その結果が評価されたのか、昨年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬にも選出されている。
今年、G1競走2勝目をあげるためにも、この始動戦で不甲斐ない走りを見せるわけにはいかない。今回は、一昨年に12番人気のジョーストリクトリでニュージーランドTを優勝し、波乱の立役者となったA.シュタルケ騎手を迎えてレースに臨む。
そして一昨年の皐月賞馬アルアイン(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)も虎視眈々と上位をうかがう。
昨年は重賞を連戦し、大阪杯3着、マイルチャンピオンS3着など好走するも、勝利をあげることはできなかったアルアイン。だが、6戦していずれも掲示板を外さない安定感のある走りは魅力だ。
今回は、今年すでに重賞3勝をあげるなど好調をキープしている北村友一騎手とのコンビで一撃を狙う。
マイルの雄・ペルシアンナイト(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)も忘れてはいけない。
昨年、ペルシアンナイトは大阪杯で勝ち馬スワーヴリチャードから0.1秒差の2着と善戦。マイルチャンピオンSで2着に入るなどマイルを主戦場とするも、2000mでも一線級の実力を持つことを証明した。
今年もM.デムーロ騎手とのコンビを継続し、金鯱賞に参戦する予定。ここで結果を残し、続く大一番で大輪の花を咲かせたいところだろう。