武豊「怖い……」金鯱賞(G2)エアウィンザー最有力も不安!? 最後まで”本気”を引き出せなかった2年前の「苦い記憶」
「陣営が『以前は前の馬を抜かそうとしなかったり、かわされるとフワッとしたりしていたが、気性面の課題が解消。ようやく本当の力を見せられるようになった』と語っている通り、4連勝は気性面の改善に大きな前進を見られたから。
ただ、レースで結果が出ていたのは当然、M.デムーロ騎手や浜中俊騎手が上手く乗ったというのもあります。武豊騎手はドバイでマテラスカイの騎乗が決まっており、エアウィンザーが予定している大阪杯(G1)には騎乗できませんので、ここが一発勝負。腕の見せ所といえるでしょう」(同)
「どうやって彼の”本気”を引き出すか。考えるのは、その一点」
これは3歳のエアウィンザーが共同通信杯に挑む直前の武豊騎手のコメントだ。しかし、期待の大器は最後まで”本気”を出すことなく、クラシック挑戦の扉は閉ざされた。あれから約2年、両者の間で止まった時計が再び動き出すのか、それとも……。