持っていないようで「実は」持っている!? 「黒歴史」を乗り越えた田辺裕信と「アノ馬」をめぐる2つの顛末
「ゴールドシップはわからねえ馬。行きかけたところでマクれなかったこと、馬場が乾きすぎたのもあるけど、今日の舞台なら本当は勝たなきゃね。ただ、これも持ち味やで、騎手のせいにはできない。クリールカイザーはあのペースで後ろが来なけりゃしめたもん。コパノに勝たれた矢先に田辺も持っとる。」(安藤勝己Twitterより引用)
競馬界の大御所に「持っている」と言わしめる幸運は、田辺騎手の今後の活躍を暗示しているのかも知れない。コパノリッキーというお手馬をなくしても、肝心の「運」さえ手離さなければ更なる飛躍を遂げることができるだろう。