【徹底考察】ジャパンC(G1) ディーマジェスティ「屈辱の菊花賞で『何』があったのか。最強世代証明へ皐月賞馬が背負う『重大な役割』とは」
最後に、古馬陣との力関係に関してだが「やってみなければわからない」という大前提があるものの、この3歳世代は紛れもなくハイレベル。
かつて、古馬になっても頂点を掌握し続けた「最強世代」は2010年のエイシンフラッシュ世代、2001年のジャングルポケット世代、1998年のスペシャルウィーク世代(いずれも日本ダービー馬)などが挙げられるが、彼らは実質的な古馬トップクラスとの初対決となる3歳のジャパンC、有馬記念も勝利している(2010年のローズキングダムは2着からの繰り上がりだが)。
そういった意味で、ディーマジェスティのジャパンCで果たさなければならない役割は、とてつもなく大きい。今回は正真正銘の「世代を背負った戦い」となる。
(監修=永谷研(美浦担当))