宝塚記念(G1)父キタサンブラックも惨敗…イクイノックスに降りかかる「不吉データ」とは

イクイノックス 撮影:Ruriko.I

 3月のドバイシーマクラシック(G1)を3馬身半差で圧勝後、今月25日の宝塚記念(G1)に向けて調整が進められている昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)が6日、栗東で初の馬場入りを行った。

 同馬は関西圏で初のレースとなることから、長距離輸送のリスクを考慮して4日から栗東に滞在。多少の馬体減は見られたようだが、管理する木村師は「これから慣れていってくれると思います」と前向きなコメントを残している。まだレースまで期間もあるだけに、これから状態を上げていってくれることだろう。

「早めの栗東入りを経て宝塚記念を制した関東馬といえば、2010年のナカヤマフェスタが挙げられますね。過去に成功例があることはイクイノックスにとって追い風になることは間違いないでしょう」(競馬誌ライター)

 なお今年の宝塚記念は、天皇賞・春(G1)を勝ったジャスティンパレスや昨年のジャパンC(G1)の勝ち馬ヴェラアズールなどが出走を表明しているものの、前年の覇者タイトルホルダーやダービー馬ドウデュースなどといった超強力なライバル候補となりそうな馬はすでに回避が確定している。

 そのため、宝塚記念のファン投票でも13万以上の票を集めて1位をキープしているイクイノックスは当日、相当な人気が集中することも予想される。昨秋の天皇賞・秋(G1)からの古馬中長距離G1・4連勝も十分に達成可能だろう。

 しかし、そんなイクイノックスに不吉なデータも存在している。

宝塚記念(G1)父キタサンブラックも惨敗…

 実は2000年以降に開催された宝塚記念で、前年の年度代表馬はディープインパクトとオルフェーヴルといった三冠馬2頭しか優勝していないのである。

 これまでテイエムオペラオーやシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナといった年度代表馬に選出された名馬たちが翌年の宝塚記念でことごとく敗戦。イクイノックスの父キタサンブラックも、2017年に単勝1.4倍の圧倒的人気を背負い出走したものの、直線で失速して11頭立ての9着に惨敗している。

 昨年も1番人気に推されていた2021年の年度代表馬エフフォーリアが、これといった見せ場も作れずに黒星を喫したのは記憶に新しいところだ。

「三冠馬しか勝てていないというのは、クラシックのタイトルに手が届かなかったイクイノックスにしてみれば何とも嫌なデータですね。また当日は初めて斤量58キロを背負うことも同馬にとって課題となってきそうです」(同)

 先日、所属するシルクレーシングから今秋の最大目標はジャパンCと発表されたイクイノックス。ドバイシーマクラシックを制しているため、優勝すれば1着賞金5億円に褒賞金200万米ドルもプラスされることになるが、その前に不穏なジンクスを覆して有馬記念(G1)に続くグランプリ連勝を飾れるだろうか。

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