武豊「有馬記念の夜に食事が恒例」の相手と今年はアメリカで再会? 25歳年下と交わした約束の中身とは

武豊騎手 撮影:Ruriko.I

 競馬界のレジェンド、武豊騎手といえば幅広い交友関係の持ち主としても知られる。

 芸能界では、お笑いコンビ・とんねるずの2人とテレビ番組などでも何度も共演。タレント・中山秀征とも親交が深く、スペシャルウィークで初めての日本ダービー(G1)を勝ったその日に中山の結婚式に駆け付けたというエピソードもある。

 同じスポーツ界では、野球界のレジェンド・イチローとは30年近い付き合いだとか。イチローがまだ現役メジャーリーガーだった8年前には合同自主トレを一緒に行っている。

 野球界でもう一人、武騎手が「有馬記念の夜に食事を共にするのが恒例となっている」のが、昨年まで阪神でプレーし、今年から活躍の場をメジャーリーグに移した藤浪晋太郎投手である。

 26日、武騎手は自身の公式サイト上の日記を更新。「友人の成功は励みになります」というタイトルをつけ、25歳年下の友人が弱小球団のオークランド・アスレチックスから地区首位に立つボルチモア・オリオールズに移籍したことを取り上げ、「最速164キロの豪速球右腕が、正しい評価を得てきたということでしょう」と記し、メジャーで奮闘する友人を称えた。

25歳年下と交わした約束の中身とは…

「有馬記念の夜に食事を共にするのが恒例」になっているという藤浪投手が世界一を狙えるチームに移籍したことで、2人の間で交わされたある約束が現実味を帯びてきたという。

「今年初めて彼(藤浪投手)が米国に渡ることになって、ボクがブリーダーズカップ(今年は11月3、4日にカリフォルニア州のサンタアニタ競馬場)に出たら応援に来てくれて、彼がワールドシリーズに進出したらその試合を見に行く約束をしていました」

 26日付の日記で約束の中身を明かした武騎手。今年は有馬記念より一足早い藤浪投手との再会を楽しみにしている様子だ。

 ただし、約束を守るためには、藤浪投手が強豪集うア・リーグ東地区とプレーオフを順当に勝ち進まなければいけない。だが、武騎手は、「今年のオリオールズならむしろ順当に進出しそうです」とワールドシリーズ出場を予言。「あとは、ボクが頑張ってブリーダーズカップに出るような馬と出会うだけですね」と、自らに大きな目標を課している。

 奇しくも今年のワールドシリーズ(7回戦制)は10月下旬に開幕し、ブリーダーズCの開催日と同じ11月3~4日に第6~7戦を迎える。果たして、武騎手と藤浪投手はアメリカで再会を果たし、勝利の祝杯をあげることができるのか。

 藤浪投手がワールドシリーズで胴上げ投手になり、同日に武騎手がブリーダーズカップを制覇する――。すでに2人の間では、そんなおとぎ話のようなストーリーが描かれているのかもしれない。

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