藤田菜七子、今村聖奈、永島まなみだけじゃない…競馬界に「新たなヒロイン」登場?「競馬歴4年」のニューフェイスがデビュー!

撮影:Ruriko.I

 今年が騎手生活9年目の藤田菜七子騎手を筆頭に、中央競馬では女性騎手が騎乗しているレースを見掛けることが当たり前になってきた。

 現在JRAに在籍する女性騎手は総勢6人。藤田騎手以外には、ともに4年目の永島まなみ騎手と古川奈穂騎手、3年目の今村聖奈騎手、そして2年目の河原田菜々騎手と小林美駒騎手が日々研鑽を重ねている。

 さらに今年3月には新たな女性騎手もデビューを予定しており、地方や海外のように今後もその数は増えていくことになるだろう。

「競馬歴4年」のニューフェイスが登場

 このように女性騎手の活躍が当たり前となりつつある競馬界だが、新たなヒロイン候補が“JRAデビュー”を飾ったという。

 3日間開催の最終日となった8日、ラジオNIKKEIの藤原菜々花アナウンサーが『ラジオNIKKEI第1』の番組中継内で実況を担当。中山競馬1Rの3歳未勝利戦で、記念すべき“初鳴き”を果たした

「実は前日7日に藤原アナが担当する『ななかもしか発見伝!』という番組内で、今年の抱負について『実況デビュー!』と宣言していたのですが、いきなりそれが実現しました。

担当したのは朝一番の未勝利戦。なんとフルゲート16頭立てのダート1200m戦というなかなか酷な条件でした。

普段聞き慣れている男性アナとは違い、『とても新鮮』というのが第一印象でしたが、実際に実況を聞くと、緊張している様子は全くなく、スタートからゴールまでデビュー戦とは思えない落ち着いたトーンでうまくまとめていました」(競馬誌ライター)

 ラジオNIKKEI競馬実況アナの公式X(旧Twitter)アカウント『ラジオNIKKEIアナウンサーズ』が、藤原アナの実況デビューについてポストすると、ファンから「実況デビューおめでとうございます!」、「なかなか落ち着いた実況だったと思います」、「とても聴きやすかったです!」など称賛のリプライが多数寄せられていた。

 中には「今度は場内実況を楽しみにしております」、「いつかオークス担当する日が来て欲しいですね」など、早くも次のステップを待ちわびる声も……。

『ラジオNIKKEIアナウンサーズ』も前出のポストで、「15年前の大関アナよりよっぽど肝が据わっていて、いい実況だったなぁ」と合格点を与えており。今後は名指しされた先輩の大関隼アナをはじめ男性アナに交じって場数を踏んでいくことになるのだろう。

 さっそく新年の目標をクリアした藤原アナだが、ラジオNIKKEIホームページ内のプロフィールによると、競馬を初めて見たのは入社1年目のコントレイルが三冠馬になった年(2020年)だという。つまり、競馬歴は僅か4年ほどというから驚きだ。

 これまでパドック進行などで経験を積んできたが、入社5年目にしてついに果たした実況デビュー。藤原アナの活躍次第では、騎手の世界と同様に女性実況アナの存在も当たり前になっていくかもしれない。8日はその第一歩となった。

GJ 編集部

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