武豊「全弟」の登場した“大人の広告”に大反響?約20年騎乗の名手は「生涯現役でいたいですね」…少々意外な起用も言われてみれば納得の理由

撮影:Ruriko.I

 インターネットを閲覧していると、様々な広告を目にすることがある。

 近年はユーザーが普段どのようなことに関心を示し、情報を収集しているのかさえ、気が付かないうちにデータ化され、開いたサイトの広告として興味がありそうなジャンルの商品を取り扱うメーカーのサイトが表示されることも珍しくなくなった。

 読者の中にも競馬関係のサイトを閲覧している際、それに関連するグッズのメーカーや競馬関係の情報を取り扱う会社の広告を見たことのある方が少なからずいるはずだ。

“大人の広告”に意外な競馬関係者が登場

 かくいう私もついこの前、某ポータルサイトを閲覧していたのだが、少し気になる広告に遭遇した。

 それは、いわゆる“大人の広告”だった訳だが、興味本位で広告を開いてみると、アレがアレして元気を取り戻す(自主規制)という商品の紹介をしている内容。「元気すぎて困っちゃう……」「休みなく動く滋養源として不可欠な成分なんだとか!」といった我々のようなおじさんなら反応してしまうものだった。

 ただ、ここまでならよくある広告なのだが、驚かざるを得なかったのはJRAの武幸四郎調教師が「生涯現役でいたいですね」と写真付きで登場していたからである。

 説明にも「通算693勝 伝説のジョッキー 武幸四郎さん45歳」としっかり書かれているのだから、そっくりさんではなくご本人で間違いなさそうだ。「約20年“騎乗”を続けてきた武幸四郎さんも愛用してるって!」とオススメされていた。

 それと同時に「そういえば、武幸調教師って結婚していたんだっけ」と数年前に出た週刊誌の話題を思い出したため、“色々と納得”したわけだ。

広告主は競馬ファンがよく知る馬主

 ただ、そこで思い浮かんだのは広告主の会社の方だ。本広告を出稿していたのは株式会社マテラ。「ん?この名前ってどこかで聞いたことがあるような……」ということで、改めて確認してみたところ、マテラ社の代表取締役は大野照旺氏でマテラスカイやステラヴェローチェ、ヴェローチェオロなどの馬主として知られた故・大野剛嗣さんの父だった。

 なるほど……大野照旺氏が武幸四郎厩舎に預託している馬が複数いることから推測すると、もしかしたら“友情出演的な何か”だったのかもしれない。

 とはいえ、この広告についてはSNSでも大きな反響があり、競馬ファンも武幸四郎先生の出演に興味津々だった様子。現役騎手時代にプレイボーイとしても名を馳せた人物だけに、本人曰く“武豊騎手の全弟”として相変わらず大人気のようだ。

GJ 編集部

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