M.デムーロ騎手がキセキの「凱旋門賞挑戦」提案! 史上”最弱”凱旋門賞2着馬との「共通点」にある世界統一の可能性
しかし、だからこそ逆に、この好走は欧州競馬への適性の高さを裏付けるものではないだろうか。
そんなナカヤマフェスタと同じように、歴史に残る不良馬場のクラシックで結果を残したキセキ。ナカヤマフェスタは世界の頂点にあと一歩届かなかったが、欧州馬場のような日本ダービーでも4着だった。
ならばこそ、菊花賞をしっかりと勝ち切ったキセキであれば、ナカヤマフェスタが埋められなかった「最後の1ピース」を埋めることができるのではないだろうか。世界に通じる勝負強さを持つデムーロ騎手の”希望”が成就することを期待したい。