JRA池添謙一「どうぞ、どうぞ」に調教師激怒!?「肉食系」嫌われ”心機一転”関東滞在も「草食系」変身で消えた勝負強さ……


「池添騎手はJRA重賞78勝の内、23勝がG1とここ一番での勝負強さが有名ですが、G2も26勝しており、いわばレースの格が上がれば上がるほど燃える仕事人です。

しかし、今年は重賞を勝っているものの4勝すべてがG3。G1では昨年の桜花賞を勝って以来、馬券圏内にさえ入っていません。一昨年のオークス(G1)をシンハライトで勝った時のように、大舞台での勝負所では多少強引な騎乗になってでも、勝利を掴み取ってきた池添騎手ですが、最近はどこか大人しさが出てしまっているのかもしれません」(競馬記者)

 記者の話の「典型」となってしまったのが、小島調教師が思わず不満を漏らした先週のエリザベス女王杯だった。

「最初にモズカッチャンに内へ押し込められたことで、スムーズに外へ出すことができない位置に。最後まで脚を使って伸びてくれていますが、外へ出せていれば……」

 レース後、池添騎手がそう悔しさを漏らした通り、3枠5番からまずまずのスタートを切ったものの、外からモズカッチャンに被せられて前を譲ると、今度はフロンテアクイーンにも被せられ、動くに動けないままズルズルとポジションを下げている。

 結局、1コーナーを回ったのは中団の8番手。前走の京都大賞典(G2)でサトノダイヤモンドに食い下がった時のように、好位から粘り強い末脚を繰り出すレッドジェノヴァにとっては、キャリアで最も後方からの競馬となってしまった。

 これには小島調教師も「ここでいい競馬をしたなら有馬記念へ向かうことも頭にありましたが、この結果ですから休ませた方がいいということでしょう」と無念さが滲み出るコメント。誰もが勝ちたい大レースで「どうぞ、どうぞ」の姿勢で勝てないことは、池添騎手が最も理解しているところではあるハズだが……。

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