JRA高松宮記念(G1)は「4点」でOK!? 強力「現場ネタ」が導く「鉄の勝負馬」「超伏兵」とは!!


「▲」にはオーシャンS(G3)で3着と好走したダイメイフジ(牡5、栗東・森田直行厩舎)を指名した。

 2019年は「7着・17着」と不甲斐ないレースが続いたが、前走のオーシャンSで一変。前が止まらずモズスーパーフレアに逃げ切られてしまったが、最後はしぶとく伸びて3着を確保した。重賞でも十分に戦える力を持っている。

「今回は実績のある左回り。先週もフラワーC(G3)を勝つなど好調の丸山(元気騎手)が騎乗という点も心強い。稽古の動きも上々で『本当に動きが良い』と陣営も仕上がりの良さをアピールしていた。

過去にはモズアスコットやモズスーパーフレアを負かすなど、実力はある馬だからね。陣営からは『気分良く運べれば勝負になる』『立ち回りひとつで馬券圏内は』と一発を匂わす発言が飛び出しているよ」(競馬関係者)

「△」はオーシャンS(G3)覇者モズスーパーフレア(牝4、栗東・音無秀孝厩舎)だ。

 昨年の9月から5戦連続で馬券圏内(3勝を含む)を確保。4歳になり本格化を迎えたという印象だ。

 最大の魅力は現役トップクラスを誇るスピード。前走のオーシャンSでも、他を寄せ付けない逃走劇で重賞初制覇を飾っている。3ハロンが32秒3というハイペースの流れを作ると、そのまま脚色が鈍ることなく走り抜けた。G1の舞台でも当然ながら無視できない存在だ。

「状態は本当に良いね。『古馬になって充実著しい。格段にパワーアップしている』と愛馬の成長に目を細めていたよ。相手は強くなるけど『この馬の競馬に徹するだけ』と勝ち気マンマン。上位争いが濃厚だろう」(競馬関係者)

「☆」にはスプリント重賞の常連ナックビーナス(牝6、美浦・杉浦宏昭厩舎)をあげたい。

ナックビーナス「競馬つらつら」より

 昨年の高松宮記念(G1)は10番人気の低評価を覆して3着と大健闘。キーンランドC(G3)ではダノンスマッシュに勝利して重賞初制覇を果たすなど、スプリント戦線の有力馬の1頭へと成長した。

 気になる仕上がりに関しても「全体的にいい動き」と陣営は自信を覗かせていた。「近2戦もきっちり上位へ食い込めている。G1でも差はない」とココでの好走を確信している。

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