矢作芳人調教師の「友人」棟広良隆氏ホープフルS◎→○大本線で17万馬券ゲット!

撮影:Ruriko.I

 グリーンチャンネルの『KEIBAコンシェルジュ』でもお馴染みのあの予想家がホープフルS(G1)を本線で的中させ、話題になっている。

 28日、中山競馬場で行われた今年最後のG1は、14番人気の大穴ドゥラエレーデが優勝。2着に7番人気のトップナイフ、3着には6番人気のキングズレインが入り、単勝、馬連など多くの券種で今年のJRA・G1最高配当を記録した。

 このうち単勝90.6倍、馬連645.8倍、そして馬単1752.3倍の3つの券種を的中させたのが棟広良隆氏だ。

◎→○大本線で17万馬券ゲット!

 レース直後、自身のTwitterに「ホープフルS ◎ドゥラエレーデ ◯トップナイフ 凄いことになった?」とツイート。3着キングズレインには印を回しきれなかったようだが、14番人気と7番人気の伏兵2頭を本命・対抗に評価していたのは、まさに「驚愕」だ。

 棟広氏のこのツイートは29日夕方時点で1000いいね!を超えており、実際に棟広氏の予想に“乗っかっていた”ファンも少なくなかったようだ。

「単勝、複勝、ワイドが獲れました。ありがとうございました」、「本命、対抗ダダかぶりで自信持って勝負できました。単複、馬連、ワイド、三連複ゲット」などの的中報告とともに、棟広氏への感謝のツイートも散見された。

「穴党として知られる棟広氏の予想メソッドは、馬場に主眼を置いたもの。今では当たり前になった、馬場の重さ・軽さという概念を日本で広めたことで知られています。この日の中山の芝はやや前残りの傾向はありましたが、芝未勝利のドゥラエレーデに『◎』を打てるとは……。さすがの一言です」(競馬誌ライター)

 棟広氏といえば、かつて本サイトにも登場。インタビューでは、自身の予想法や予想家としての活動内容、競馬界における交友関係など多岐にわたるトピックをざっくばらんに答えてくれていた。

 当時のインタビューでは、コントレイルで三冠を達成したばかりの矢作芳人調教師との関係にも言及。競馬評論家の乗峯栄一氏を介して、当時まだ調教助手だった矢作師と飲みに行ったこと、その後、調教師となった矢作師を「先生」と呼んだことはなく、「矢作さんは今でも俺のこと友達やって言ってくれるわ」など、今や世界の名伯楽となった矢作師とのエピソードを明かしている。

 奇しくも今年のホープフルSは矢作厩舎のミッキーカプチーノが1番人気に推されていた。友達に“忖度”することなく、平等に判断できたことが良い方に出たのかもしれない。

中川大河

競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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