【天皇賞・春(G1)】馬券圏内100%の激走で5万馬券的中!? 四位洋文が福永祐一に授けた「金言」とは… 11番人気2着スティッフェリオにあった鉄板級の法則

昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが主役だが…

 谷間の1週休みを挟み、今週末28日にはNo.1ステイヤー決定戦となる天皇賞・春(G1、芝3200m)が開催される。

 今回で169回目を迎える伝統のレースだが、スタミナよりもスピードが重要視されている近年は、やや物足りないメンバーになることもしばしば……。

 今年は昨年の菊花賞馬ドゥレッツァこそ参戦するものの、前年の覇者ジャスティンパレスはドバイシーマクラシック(G1)を選択した影響で不在。不振に喘ぐダービー馬タスティエーラが参戦を表明したものの、どうやらG1馬はこの2頭だけになりそうだ。

 ただ、競馬ファンにとっては物足りないメンバーでも「レベルが低い=配当が低い」とはならないのが競馬の面白いところ。むしろトップホースの層が薄いからこそ、実績で劣る穴馬たちにも台頭の余地が残されているはずだ。

 実際に、2020年のレースは典型的な例と言えるだろう。

 京都競馬場が長期の改修工事に入る前に行われた最後の天皇賞・春に14頭が集結したが、G1馬は前年の王者フィエールマンと、2017年の菊花賞(G1)を最後に勝ち星がないキセキの2頭しかいなかった。

 結果は1番人気に支持されたフィエールマンが勝利し、3番人気に支持されたキセキは6着。G1馬2頭の明暗が大きく分かれた中、前評判を覆して2着に食い込んだのが11番人気のスティッフェリオだ。

 前走の日経賞(G2)で3着に好走していたとはいえ、スティッフェリオの勝利距離の最長はオールカマー(G2)の2200mだ。2017年の菊花賞では14着に大敗しており、3200mの天皇賞・春は「どう考えても長い」というのが、大半の競馬ファンのジャッジだったに違いない。

 それだけに14頭中11番人気は妥当な評価と思えたが、いざ蓋を開けてみると最後の直線でいったん先頭に躍り出るなど、堂々の横綱相撲を見せたスティッフェリオ。最後は勝ったフィエールマンの末脚に屈したが、ハナ差という勝ちにも等しい大健闘だった。

 1番人気のフィエールマンが辛うじて勝利したことで、三連単は5万5200円の好配当に留まったが、一見、まったく買える要素のなかったスティッフェリオの激走は全国の競馬ファンを驚かせたに違いない。レース後、SNSや掲示板などでは「フィエールマンを軸に据えながらも馬券を外した」というような声で溢れ返っていた。

 そんな大荒れの展開の中で、フィエールマンとスティッフェリオの馬連5770円だけでなく、三連複1万3500円、三連単5万5200円まで完璧に的中させ、全国の競馬ファンからの羨望のまなざしを集めたのが『競馬セブン』だ。

馬連、三連複、三連単…獲れるときは徹底的に獲るのがプロだ

 総監督を務める元JRA騎手で競馬学校教官の徳吉一己を筆頭に、元JRA調教師の嶋田潤と二本柳俊一、元社台スタリオンステーション荻伏の場長の林勲、競馬記者歴40年以上の古川幸弘など、引退した騎手、調教師といった元競馬関係者が数多く協力者として所属しているだけでなく、東西トレセンや全国の牧場に調査員を配置……。

『競馬セブン』には、競馬のありとあらゆる情報が集まってくるという。

 そんな競馬情報のプロ集団だからこそスティッフェリオの激走を察知できたわけだが、特筆すべきは、やはりフィエールマンとの馬連5770円だろう。これは11番人気だったスティッフェリオを高く評価していなければ的中できない馬券だ。

 当時、一体彼らに「何」が見えていたのか――。幸いにも担当者に話を伺うことができたが「驚愕の事実」、そして馬券で勝つための「必勝法」の道筋が浮かび上がってきた。

――本日はよろしくお願いいたします。今回は『競馬セブン』が馬連、三連複、三連単をパーフェクト的中した2020年の天皇賞・春についてお聞きしたいのですが、今年のG1戦線もここまで絶好調だとか。

『競馬セブン』広報担当者のM氏(以下、競馬セブン・M氏):おかげさまで、3月の高松宮記念(G1)や4月の桜花賞(G1)を始め、大きなレースで結果を残すことができています。

――多くの競馬ファンが思っていることだと思うので率直に伺いたいのですが、何故『競馬セブン』はこんなに当たるんですか?

堅い馬券は1点でガッツリ! 同業者からは「当たり過ぎ」という悲鳴も…

競馬セブン・M氏:機密性の高い、答えるのが難しい質問ですね(笑)。一言で申し上げるなら、やはり「情報量」の差ではないでしょうか。

――『競馬セブン』には元調教師や騎手、記者といった多くの現場関係者が在籍していると聞きますし、やっぱり「集まってくる情報量がハンパない」ということ?

競馬セブン・M氏:おそらくですが、みなさんが想像している3倍以上の情報が集まっていると思います。出走馬の調教やコンディションはもちろんのこと、食べたカイバの量からボロ(馬の糞)の色や硬さまで、『競馬セブン』はありとあらゆる情報を集めることができます。

――糞の色や硬さまで! でも『競馬セブン』には元厩務員の方もおられるので、そういった情報から馬の健康状態の詳細を把握できるわけですね。

競馬セブン・M氏:私も『競馬セブン』に所属して初めて知ったのですが、実は「完璧」と言えるほどすべての情報が出揃うと、馬券を当てるのはそれほど難しい作業ではなくなるんですよね。

――ある意味、凄いこと言ってますね……(笑)

競馬セブン・M氏:冗談に聞こえると思いますけど、本当なんです(笑)。もちろん、レースは生き物なので絶対はないんですけど、我々も別に1点で予想するわけじゃないじゃないですか。1点が2点になれば相対的に的中する可能性も倍になるわけで、レース特有の“揺らぎ”を想定したある程度の点数で予想できれば、極めて高い的中率を実現することは可能なんですよ。

――確かに『競馬セブン』の公式サイトに掲載されている的中情報を毎回間近で経験している方ならではの感覚ですね。でも、『競馬セブン』が当たる理由が「圧倒的な情報力」だと、競馬新聞やネットでしか情報収集できない我々には参考になりません。せっかくですので何か、すぐに使える「馬券の必勝法」のようなヒントはないでしょうか?

競馬セブン・M氏:(少し考えてから)そういえば、弊社で総監督を務める徳吉の元教え子でもある福永祐一調教師が、この春『俯瞰する力』(KADOKAWA)という本を出したのですが、その中で先輩の四位洋文騎手(現調教師)から「競馬は点ではない。線なんだよ」というアドバイスを受けたとありました。まさに、その通りだと思いましたね。

――馬券にも通じるところがある。

競馬セブン・M氏:もちろんです。だって「競馬は点ではない。線なんだよ」と考えている調教師や騎手の方が紡いでいった各馬の戦績を参考にして、我々は馬券を買っているわけですから。

――なるほど、確かに。

競馬セブン・M氏:では『競馬セブン』が馬連、三連複、三連単をパーフェクト的中した2020年の天皇賞・春について聞きたいとのことですので、11番人気2着で高配当の立役者となったスティッフェリオについて、説明できる範囲でお話しさせていただきます。

スティッフェリオの激走を完璧に把握していた『競馬セブン』には当然の結果か

――よろしくお願いいたします! 前走の日経賞で3着と好走してたスティッフェリオですが……。

競馬セブン・M氏:待ってください。スティッフェリオを語る上で、前走・日経賞3着というのは、まさに「点」に過ぎません。まずは「線」で戦績全体を見てみましょう。この馬は引退までに29戦して合計15回馬券に絡んでいますが、その内「13回が連続して好走している」ことにお気づきでしょうか?

――確かに、新馬戦とオールカマーを除いた13回は、必ず2走以上連続で好走していますね。

競馬セブン・M氏:それも連続好走しているときは、比較的レース間隔が詰まっています。つまりスティッフェリオは好調期間と、そうでない期間がはっきりしているタイプの馬で、それも「好調期間突入のトリガー」が明確に存在している馬です。

――好調期間に突入するためのトリガーですか。

競馬セブン・M氏:はい。戦績の詳細を見てもらえれば、この馬は好調期間に入る前に、ほぼ必ず「中団もしくは後方から脚を溜める競馬」を試みていることがわかると思います。

――福島記念(G3)と小倉大賞典(G3)を連勝する直前のオクトーバーS(OP)でも中団から競馬していますね。これが好調期間へのトリガーになっていたわけですね。

競馬セブン・M氏:おっしゃる通りです。そして、当然ながらデビューからずっとこの馬を見てきた陣営も、それをより深いレベルで把握していたと思います。実際に通算8勝の内、ハナに立って3勝、2番手から2勝、3番手から1勝と、スティッフェリオは一見すると典型的な逃げ馬ですが、件の天皇賞・春の前に音無秀孝調教師は「元々、好位差しの馬。張り切って前に行くよりも控えた方が持ち味が活きる」と、180度違った見解を示しています。

――うわあ、全然気が付きませんでした……。確かに、天皇賞・春の前の日経賞でも控える競馬をしていますしね。これが「競馬を線で見る」ということか。

競馬セブン・M氏:まだ、ありますよ。先ほど福島記念と小倉大賞典の重賞連勝のトリガーになったのが直前のオクトーバーSという話をされていましたが、その鞍上、つまり「影の立役者」は田辺裕信騎手でした。さて、天皇賞・春直前の日経賞の鞍上は……。

――田辺騎手! まさかそんな狙いがあったとは……。

競馬セブン・M氏:スティッフェリオは確かな先行力を持っている馬ですが、あまり逃げる競馬が続くと、どうしても一本調子になってしまう面があるそうです。そこでたまに脚を溜める競馬を試みることで、先行しながらも脚を溜める「この馬本来の競馬」に原点回帰できるのでしょうね。

ちなみに、スティッフェリオが1コーナー7番手以下から競馬したことは通算で6回ありましたが、結局「次走で馬券に絡む確率100%」を保ったまま引退しています。つまり、それだけ「買い時」が分かりやすい馬だったということですね。

――いやあ、まさに目から鱗です。そんな馬が天皇賞・春では11番人気だったなんて、今でも信じられません……。ちなみにですが、今年の天皇賞・春にもスティッフェリオのような超が付くお宝ホースはいるのでしょうか?

競馬セブン・M氏:いますよ。実は今回の天皇賞・春にあたって『競馬セブン』では【天皇賞・春の勝負買い目・馬連3点(隠れ穴馬含む)】を無料で公開させていただく予定です。

――ホントですか!? それも無料って!

競馬セブン・M氏:常日頃のご愛顧への感謝として特別無料で公開させていただきます。三連系ではなく馬連で恐縮ですが「スティッフェリオ級のお宝馬」もいるそうなので、ぜひ予想の参考にしていただければ幸いです。

――ありがとうございます!

今回、M氏から「競馬を点ではなく、線で見る(元は四位調教師の受け売りだが)」ことの重要性に気付かされた。我々はどうしても直近のレースに目が行きがちだが、競走馬にはそれぞれ“ストーリー”があり、デビューからここまですべてのレースが繋がっているのだ。

そして、その物語の主人公である騎手、調教師といった関係者と太いパイプでつながっているのが『競馬セブン』である。

 勝ったレースは注目されて当然だが、馬券にとって肝心なのはむしろ「負けたレース」の方だろう。単純に全力を尽くして負けたのか、何らかの不利や不完全燃焼があったのか、それとも先を見据えて敗れたのか――。同じ負けでも「その真意」を知ることで、以降のその馬の見方がまったく変わってくる。

 ここにスティッフェリオのようなお宝馬のカギが隠されており、『競馬セブン』はそのカギをほぼ完璧に把握できている……だから、あれだけ簡単に予想を的中させることができるのだ。

 考えてみてほしい。

 もしも、スティッフェリオが1コーナー7番手以下から競馬したら「次走は馬券に絡む確率100%」というデータを2020年天皇賞・春の前に知っていれば、絶対に自分の馬券に加えていたはず。それだけで1番人気のフィエールマンとの馬連が57.7倍である。4番人気だったミッキースワローを3着に添えるだけで、552倍の大万馬券的中だ。

 取材の中でM氏が『競馬セブン』にとって「すべての情報が出揃うと、馬券を当てるのはそれほど難しい作業ではない」と話していたが、まさにそうこうことなのだろう。

 そんな『競馬セブン』が今回の天皇賞・春に向け【勝負買い目・馬連3点(隠れ穴馬含む)】を無料で公開してくれることは、我々にとってメリットでしかないだろう。素直にこの馬連3点で勝負しても良いし、そこから三連系の馬券に発展させて高配当を狙っていくのもアリだ。

 いずれにせよ、今年の天皇賞・春は「馬券的」にも大きな楽しみができたことは間違いないだろう。

クリック→競馬セブン【天皇賞・春の勝負買い目・馬連3点(隠れ穴馬含む)】

※本稿はPR記事です。

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