宝塚記念(G1)「大本命」武豊×ドウデュースも戦々恐々!? 昨年は世界No.1イクイノックスが「冷や汗もの」の勝利…C.ルメールが「最も戦いたくなかった」相手とは
23日、京都競馬場でグランプリ・宝塚記念(G1)が開催される。
今年は主戦の武豊騎手と共に、昨年の有馬記念(G1)に続くグランプリ連覇を目指すドウデュースが参戦。ファン投票で昨年のイクイノックスを上回る史上最多の23万8367票を獲得し、堂々の主役としての登場だ。
また、昨年3着のジャスティンパレスを筆頭に、大阪杯(G1)を制して勢いに乗るベラジオオペラ、そのベラジオにクビ差まで迫ったローシャムパーク、タイム差なしの3着だったルージュエヴァイユ、昨年の皐月賞馬ソールオリエンス、重賞連勝中のシュトルーヴェ、悲願のG1制覇を目指すディープボンドなど、伏兵陣も多士済々。上半期の締めくくりに相応しい豪華メンバーが集った。
その一方で宝塚記念は毎年、雨の多い梅雨の時期に行われるため、想定以上に馬場が悪化することも。そんな背景もあって、毎年のように伏兵が台頭するレースとしても知られている。
実際に2020年には2番人気のクロノジェネシスが勝利したものの、2着に6番人気のキセキ、3着には12番人気だったモズベッロが大駆けして、三連単は18万3870円という波乱になった。
昨年も単勝1.3倍に推されたイクイノックスが勝利したが、最後はクビ差と思わぬ苦戦を強いられた。そんな世界No.1ホースに食い下がったのが、10番人気のスルーセブンシーズである。
21年の牝馬三冠に駒を進めたもののオークス(G1)9着、秋華賞(G1)11着と壁に跳ね返されたスルーセブンシーズ。前走の中山牝馬S(G3)で待望の重賞初勝利を飾ったが、知っての通りレースは牝馬限定のハンデ戦だ。手綱を取ったC.ルメール騎手が本番でイクイノックスを選択したのも当然で、大舞台に強い池添謙一騎手を確保できたものの10番人気の低評価は仕方なかったといえるだろう。
しかし、いざ蓋を開けてみると、出遅れながらも最後の直線で怒涛の追い上げを見せたスルーセブンシーズ。イクイノックスをクビ差まで追い詰める大健闘ながら、レース後には池添騎手が開口一番「悔しい」と、まるで最後の直線でロスがなければ世界王者に勝っていたような口ぶりだったことを記憶しているファンも少なくないはずだ。
レースを見守った誰もが、10番人気馬の激走に驚かされた昨年の宝塚記念だったが、そんなスルーセブンシーズの「真の実力」を事前に把握し、大本線となる1点目で馬連2340円だけでなく、三連複4030円、三連単1万3630円までパーフェクト的中をやってのけたのが、競馬界のレジェンド集団『シンクタンク』だ。
「実は、スルーセブンシーズを管理する尾関知人調教師は、かつて和田正道調教師の下で調教助手をやっていて2人は師弟関係にあります。弊社に協力していただいている増沢末夫氏や安田富男氏は、和田厩舎の管理馬で重賞級を勝ったこともある間柄で、尾関調教師のことも調教助手時代から知っています。当然、マスコミなどの表には出せない話も聞ける立場です」(シンクタンク関係者)
『シンクタンク』といえば数多くの現役の関係者や、現役を引退した調教師や騎手が情報協力者として所属していることでも有名だ。中でもハイセイコーで知られる増沢氏(元JRA調教師・元JRA騎手)や、元JRA調教師の平井雄二氏、元JRA騎手の安田氏などは、まさに競馬界のレジェンドというべき大御所だろう。
今でこそ国民的レジャーの1つとなった競馬だが、その根本は競馬関係者の肉親や競馬学校の卒業生しかほぼ立ち入ることもできない、いわば村社会だ。必然的に師弟、先輩後輩といった強力な縦関係は今なお存在しており、上記した池添騎手や、武豊騎手や川田将雅騎手、福永祐一調教師など競馬界の顔的な存在達も皆、親は競馬関係者。幼いころから競馬が身近な環境で育っており、頭の上がらない関係者もいる。
「実は当初、スルーセブンシーズにルメール騎手が乗る可能性も浮上していました。というのも前走のドバイシーマクラシック(G1)で世界No.1のパフォーマンスを見せたイクイノックスですが、やはり反動は小さくなかったらしく、宝塚記念の出走が流動的だったからです。
ルメール騎手には、天皇賞・春(G1)を勝ったジャスティンパレスに騎乗する考えもあったのですが、スルーセブンシーズが中山牝馬Sで見せた走りを非常に高く評価しており、周囲には早くから『絶対にG1級』と嘯(うそぶ)いていたとか。見方によっては、ルメール騎手が宝塚記念で最も戦いたくなかった相手は10番人気のスルーセブンシーズだったのかもしれません」(同関係者)
実際に、宝塚記念では惜しくも2着に敗れたスルーセブンシーズだったが、陣営は次走に世界最高峰の舞台・凱旋門賞(G1)挑戦を決断。鞍上は当然のごとくルメール騎手に決まった。
G1さえ勝っていない馬の凱旋門賞挑戦は異例だったが、ルメール騎手は「世界一の馬(イクイノックス)に負けただけ。中山牝馬Sを勝った時がG1級のパフォーマンス」と自信満々といった様子。結果は4着と世界の頂点にあと一歩まで迫ったが、その後の会見では「日本では絶対にG1レベルで勝てる」と断言している。
つまり『シンクタンク』はあらかじめ、こういったスルーセブンシーズの真の実力を把握していたということだ。
競馬予想とは結局のところ情報戦であり、いかに他社よりも早く重要な情報を把握できるかで勝敗が決まると言っても過言ではない。最も肝心なことはスルーセブンシーズの真の実力を「宝塚記念の前」に把握していることであり、だからこそ『シンクタンク』は10番人気という低評価の馬でボロ儲けできたことになる。
ちなみにスルーセブンシーズが凱旋門賞の次、つまりはルメール騎手の「絶対にG1レベルで勝てる発言」が全国の競馬ファンに知れ渡った後に出走したのが、引退レースとなった有馬記念(G1)。本馬はこの年の皐月賞馬ソールオリエンスやダービー馬タスティエーラ、さらにタイトルホルダー、スターズオンアースといったG1を複数勝利している強豪を押し退け、なんと3番人気に支持されている。
12着大敗は結果論に過ぎないが、仮にスルーセブンシーズが馬券圏内に好走していたとしても、3番人気の馬が順当に3着以内に走っただけ。競馬がオッズゲームである以上、これで競馬に勝つことは極めて難しい。『シンクタンク』のように本馬が10番人気だった宝塚記念で予想を的中させた者たちこそ、真の勝者といえるだろう。
「かつてマリアライトがドゥラメンテを、リスグラシューがレイデオロを、クロノジェネシスがサートゥルナーリアを、それぞれ人気を覆して逆転しているように、宝塚記念におけるノーザンファーム産の牝馬は要注意。多少実績で見劣りしても、後に大舞台を何度も賑わすような思わぬ大物が潜んでいることも珍しくありません。
そういった中で、スルーセブンシーズはルメール騎手が非常に高く評価しているだけでなく、陣営からも『超抜の時計が出た。絶好調』とこれ以上ない報告。当初はイクイノックスで仕方なしというムードでしたが、最後はダブル本命も考慮したくらい自信のあるレースでした」(同関係者)
結果的に、昨年の宝塚記念で馬連2340円、三連複4030円、三連単1万3630円を的中させた『シンクタンク』だが、もしかしたらこのパーフェクト的中でさえ、彼らにしてみれば会心ではなかったのかもしれない。
何故なら、もし10番人気のスルーセブンシーズがイクイノックスを負かしていれば、さらなる大波乱となっていたからだ。ちなみにその際の三連単は7万2040円。そのことを関係者に伝えると「競馬ではよくあること」と笑っていた。
余談だが、今年の宝塚記念にも「昨年のスルーセブンシーズのような穴馬候補がいるのか?」と尋ねたところ、答えはYES。それも10番人気だった「スルーセブンシーズに勝るとも劣らないレベル」だという。
これは取材を抜きにしてでも詳細を聞きたいところだったが、なんと【宝塚記念・注目の「勝負穴馬!」】として週末に特別無料公開するというから驚きだ。ファンの多い老舗の『シンクタンク』だけに、もしかしたら公開と同時に大穴ではなくなってしまうかもしれないが、少なくとも美味しい穴馬候補には違いない。
昨年、10番人気だったスルーセブンシーズを世界No.1のイクイノックスとほぼ同等と評価していた『シンクタンク』の実力に今さら疑う余地はないだろう。昨年がイクイノックスなら、今年はドウデュースが“冷や汗”をかく番か……。
今年の宝塚記念は「勝負穴馬!」で大勝ちし、マイナスが嵩んでいる上半期を締めくくっておきたい。
CLICK→【宝塚記念・注目の「勝負穴馬!」特別無料公開!】シンクタンク
※本稿はPR記事です。