【ウマ娘】カルストンライトオが思い出させてくれるもの。〜ネクラ女医の競馬日記No.33〜

ネクラ女医の競馬日記

 近頃は、ひたむきに何かに打ち込むことが減ってしまいました。子供の頃は毎日のように何枚も絵を描いたり(その割に……)、好きな映画やアニメを何時間でも観ることが出来たのに。

 これって役に立つのかな、世間体が悪くないかな。大人になって、そういうどうでもいいノイズが沢山聞こえるようになってしまって、自分自身に素直になれなくなったのかもしれません。皆さんもそんな経験、あるのではないかと思います。

 こういう大人の退屈さに膿んでいる私にとって、「ウマ娘」のキャラクターは、時々ものすごく眩しい存在です。

各々が求める美学に向かって、脇目も振らずに走り続ける少女たち。その姿は、忘れかけていた何かを思い出させてくれるような気がします。「ひたすらに速く、真っ直ぐゴールを目指したい。」そう願うカルストンライトオは「ウマ娘」の生き方を最も分かりやすく体現している女の子なのかもしれません。

ネクラ女医の競馬日記No.33

 そういえば、ちょうど今週末はアイビスサマーダッシュ(G3)が開催されますね。カルストンライトオ(実馬)が2002年の同レースで打ち立てたコースレコードは、20年以上経った今も、破られていません。

さかた

英国在住の競馬好きアラサー女医。学生時代はWINS場内スタッフのアルバイトをしながら、ウオダス世代の火花散るレースに脳を焼かれた。好きな競馬場メシは「梅屋」のモツ煮込み。鉄火場であおるビールは人生の道標。

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